日本社会福祉士会全国大会(京都大会)

Posted on 6月 8th, 2011 in by 兵庫県社会福祉士会

6月4日(土)-5日(日)に京都のみやこめっせで行われた、第19回日本社会福祉士会京都大会全国大会に参加してきました。

初日は、1000人ほど入るフロアいっぱいに参加者が集まり、厚労省の泉潤一氏から「これからの社会福祉士への期待」の話、山村会長からの報告の後、湯浅誠氏による「生きる力を育むために」の基調講演、「震災支援活動における社会福祉士の役割」をテーマにしたシンポジウムが行われました。
震災により東日本が未曽有の被害を受けたことにより、今回は震災の復興支援を内容とした話やパネル等が数多くありました。社会福祉士としてできることは何かを考えさせられる内容が多く、シンポジウムで田村副会長が「被災地での支援において、誰のための活動であるのかを見失ってはならない」とおっしゃっていたことが、深く心に残りました。

二日目は、午前中が社会福祉士学会で、9つの分科会に分かれ、日ごろの研究・実践の成果を発表し、知識の共有をしました。
兵庫県からは葛西三輪さんが「社会福祉士養成教育に関する一考察~実習先施設と社会福祉士養成校との連携、情報交換の一連のプロセスについて~」というタイトルで発表されました。
参加者の興味関心が高く、同じ分科会の他の発表に比べて、質疑応答がかなり盛り上がりました。

お昼休みには、京都府警平安騎馬隊が全国大会のために来てくれたみたいです。大勢の人だかりができました。

午後より、気管切開をされ、気管カニューレをした状態で歌手復帰をされた、ソプラノ歌手青野浩美さんのコンサート。カニューレをしたままでのグノーのアベマリアは感動モノでした。

続いて、大阪大学総長、鷲田清一先生による「『援助』の意味」の記念講演がありました。鷲田先生のお話の中で、「ケア関係は絶えず反転する。専門性を超えたところにもある。」というくだりがあり、普段援助される側にある人が、反転して逆に援助する側に回ることがあると、たとえ話を交えて話されていました。私たち社会福祉士の実践の中にも実はよくある話で、そのことに気付くか気づかないかで、実践の質も変わってくるのではないかと思いました。

そして、大会宣言、被災した県支部への千羽鶴贈呈、引継ぎ式と続き、閉会しました。

千羽鶴贈呈の際、岩手支部の会長が「(大震災に)負けねぇど」とおっしゃいました。思わず目頭が熱くなりました。「負けねぇど」

京都支部の皆様の見事なホスピタリティに感激しました。ありがとうございました。

来年は岡山で第20回目の全国大会が開かれます。岡山支部の皆さんがぜひ来てくださいとアピールされていました。

みなさんも是非行きましょう!